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2021年3月15日

夫婦は預金をそれぞれ別の銀行口座で管理する方が相続を考えると良い理由

夫婦で銀行口座をどのように管理するか、悩まれたことはありませんか?

また、収入など日々の家計管理について、口座をどのように分けて管理すべきか夫婦で考えられたかと思います。

今回は、どのように夫婦で銀行口座を管理すべきか、相続対策から考える預金管理についてご説明いたします。

 

夫婦は同じ銀行に預けない方がいい?

夫婦で共有の銀行口座を使用している家庭もあるのではないでしょうか。

または銀行口座を分けていても、同じ銀行で口座開設をしていたりするかと思います。

実は、相続から考えますと、銀行口座は夫婦で分けて管理していた方が良く、さらに銀行口座もそれぞれ別の銀行で開設することをお勧めしております。

 

夫婦で銀行口座を共有して管理する際には注意が必要

夫婦で銀行口座を共有するメリットとして、収入をまとめて管理することができ、家賃や公共料金など各種料金の引き落としがしやすいことなどがあります。

ただしデメリットもあります。夫婦仲が上手くいかずに離婚などとなってしまうと、共有していた銀行口座は争点となる恐れがあります。

 

夫婦で銀行口座を共有して管理することで、家計管理がしやすいなどのメリットもありますが、デメリットとして離婚などの際には揉めやすくなることから、夫婦は共有の口座とは別にそれぞれ個人の銀行口座を開設することをお勧めしております。

 

相続では差し押さえられることもある?

先述したように夫婦で銀行口座を共有していたり、同じ銀行で口座開設をしていたり、銀行側から夫婦それぞれの銀行口座が把握しやすくなっていますと、相続の際には問題となる可能性もあります。

 

例えば、夫婦のどちらかが銀行からお借り入れをしており、返済中にその方が亡くなった場合を想定します。

このような場合、その債務の返済義務は夫婦の片方、配偶者であり相続人の方が相続することもあります。

しかし、配偶者の方がお借り入れのことを知らずに、住居など他の財産を相続してしまい、このお借り入れが原因で財産より借入金のほうが多くなったりしてしまいますと、銀行は債権管理のために配偶者の銀行口座を凍結する可能性もあります。

 

それでは、夫婦の預金管理について銀行口座はどのようにしておくと良いのでしょうか。

 

夫婦の預金管理について銀行口座はどうするべき?

同じ銀行で口座開設をいたしますと先述したように、夫婦の資産移動などが銀行側から把握しやすくなりますので、別の銀行で口座開設することをお勧めしております。

相続の観点からは、夫婦で共有して使用する銀行口座を持ちながら、それぞれ別の銀行で個人の預金管理をすると良いでしょう。

管理方法としましては、共有している銀行口座から家賃や公共料金など各種料金を引き落とし、それぞれの個人分口座で残りを管理すると相続対策をすることができます。

また、どちらかが専業主婦(主夫)などで収入を得ていない場合、相続においては名義預金として判断されてしまうこともあります。

しかし、これらも生前対策により防ぐことができますので、コラム「贈与と名義預金の違い」をご覧いただければと思います。

 

 

相続から考えて夫婦はそれぞれ別の銀行口座で管理がオススメ!

相続から逆算して考えますと、預金管理は夫婦でそれぞれ別の銀行口座で開設して行うことをお勧めしております。

また、夫婦の預金管理について考える際に、現在の生活における銀行口座の使い方も考えておくことも必要です。

夫婦で家計管理をする際にも悩まれたかと思いますが、相続の際にも銀行口座について悩まなくて済むよう、ぜひこの機会に考えておきましょう。

相続は生前対策によりほとんどの相続問題を防ぐことが可能ですので、相続対策について不安な点や不明な点などがありましたら、ぜひ無料相談ダイヤルからご連絡いただければと思います。

 

 

 

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