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2018年9月7日 [最終更新日]2018年12月13日

パソコンなどデジタル遺品整理で今から対策! 相続トラブルについて

金曜ナイトドラマの題材である「デジタル遺品」は、最近の相続ではよく問題となっています。
パソコンなどデジタル遺品のデータは、亡くなった後に見つかるため、思わぬ事実や財産が発覚している現状があります。
このデジタル遺品について、今回はデータ整理やパスワードでの解除について、ご紹介したいと思います。

相続トラブルとなるデジタル遺品とは

デジタル遺品とは、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器に残された、亡くなった人の個人情報などデータのことです。
インターネットの発展により、IT化が進み個人情報がデータとして活用され、個人のデータは価値を持つ時代となりました。
これらデジタル遺品はセキュリティの観点から、IDやパスワードで管理が行われているのが現状で、デジタル遺品が相続トラブルへ発展することがあります。
それでは、デジタル遺品とは具体的にどのようなものが該当するのでしょうか。

デジタル遺品の具体的な種類

スマートフォンやパソコン内に残された、故人に関わるデータなどをデジタル遺品とよく表します。
具体的な種類としては、SNSアカウントやネット口座、株式、仮想通貨・FXのアカウントなどです。
他にも、デジタルカメラやパソコンに残る写真や映像、音声情報、仕事での書類データ、メッセージアプリでのやり取りなども該当します。
外付けハードディスクやUSB、DVD、CD-ROMなどの記録媒体に残されたデータも、デジタル遺品となり得るでしょう。

第三者が消去・整理しにくいブログやクラウドなどもデジタル遺品

ブログやホームページ、クラウドなどに残っているものにも注意が必要です。
パソコンなどデジタル機器に残されたデータだけでなく、サーバー上にあるものもデジタル遺品となり得るため、こまめに整理し不要なものは削除しておきたいところです。
 
デジタル遺品の問題として難しいのは、これらは故人が他人がアクセスできないように、パスワードなどでロックしており解除しにくい点です。
これらデジタル遺品による問題について考えていきましょう。

相続でパソコンなどのデータ、デジタル遺品問題

様々な情報をパソコンに集めていく一方で、セキュリティの問題などから、生前にパスワードをかけて厳重に管理しているかと思います。
これにより相続の際には、デジタル遺品は様々な問題が起こっています。

パスワードが解除できない?

ネット口座やFXなどの資産に関するものには、ウイルスやハッキング対策として厳重に管理されているかと思います。
パスワードが解除できない問題点として、IDやパスワードがわからないためにロックが解除できず、資産を確認できないことがあります。
相続の際に財産がわからないことで遺産分割を行うことができなかったり、後から大きな損益を出していることが分かっても相続放棄ができなかったり、様々な問題が起こっています。

不倫など不貞行為の発覚

スマートフォンやパソコンなどに、不倫などの写真を残していることもあるようです。
やっとの事でパスワードがわかり、ロック解除できたところ、このようなことをデジタル遺品で知るのは悲しいものです。
生前にパソコンの中身を整理しておくか、パスワードを間違えたら自動的に削除される仕組みなど、お互いを傷つけない何らかの対策を取っておくことをお勧めします。

新たな財産が見つかる

ただの形見のパソコンと思っていたところ、パソコンの中からFXやネット口座などデジタル遺品が見つかることもあります。
相続税申告後に新たに財産が見つかった場合には、新たに遺産分割が必要となったり、場合によっては借金となったりすることも。
亡くなる前に、身の回りのデジタル機器は確認しておきましょう。

アクセスによる個人データの侵害

オンラインなどのデータにアクセスすることで、不正アクセス禁止法に違反する可能性があり、個人情報に対してはプライバシー侵害となることもあるようです。
亡くなった人の情報であれど、場合によっては問題となりかねませんので、注意しておきましょう。

デジタル遺品整理で相続トラブル対策しておく

様々な問題が考えられるデジタル遺品ですが、対策をしておくことでトラブルを防ぐことが可能です。
デジタル遺品だけでなく、相続財産は生前に整理がおすすめです。

SNSを追悼アカウントにする設定

削除をしてほしいのか一定期間残しておきたいのか、自分の意思を第3者に伝えておきましょう。
もしくは、エンディングノートなどにSNSアカウントについて、IDやパスワードなどと一緒にどのように扱ってほしいのか書いておくと良いでしょう。
最近のSNSアカウントでは、信頼できる第3者を設定しておくことで、追悼アカウントにするなど対策ができますので、利用することをお勧めします。

パスワードを教えて、管理を第3者に依頼しておく

デジタル遺品のID・パスワードは、生前に自分以外の誰かには教えたくないもの。
方法としては、それらの情報を1つのUSBにまとめておき、ファイルやフォルダ、またはUSB自体にロックをかけておきましょう。
そのパスワードのみを第3者に依頼して、USBは遺言と一緒に保管しておくことをお勧めします。
 
また、ドラマなどで話題のデジタル遺品の整理や削除を行っている業者もありますので、そのようなところにあらかじめ依頼しておくと安心でしょう。

デジタル遺品は生前にデータ整理とエンディングノートに書き残す

パソコンのデータなどデジタル遺品は、パスワードが解除できないことで、さらに問題が複雑となります。
生前にデジタル遺品を整理して、データ削除できるものはしておきましょう。
後から見つかって相続トラブルとなりやすい、見られても良いデジタル遺品に関しては、エンディングノートに書き残しておくことをお勧めします。
不安な方はぜひ1度、当税理士法人フォーエイトにご相談ください。

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